ごくせん Vol.1
出演:仲間由紀恵 /伊東美咲 /金子賢 /成宮寛貴 /中澤裕子
バップ
発売日 2002-09-19
森本梢子のマンガ作品を原作にTVドラマ化、2002年に日本テレビ系で放送された熱血教師コメディ。白金学院高校に赴任してきた新米教師、山口久美子(仲間由紀恵)。三年D組の担任に決まるが、そこは問題児だらけのクラス。初回のホームルームから完全に生徒達になめられるが、実は本人はまったくびびってなどいなかった。なぜなら、彼女は大江戸一家組長の孫娘だったのだ。組の部下たちが久美子を四代目にと期待する中、本人ははみだした生徒達の担任として生きることを決意、やがて彼らも久美子に心を開いていく。
物語の枠組みそのものは熱血ドラマだが、「トリック」で開眼した仲間由紀恵のコメディエンヌぶりが全開、まさに泣いて笑える上質の喜劇に仕上がっている。実際放映時もその人気のために、近年では異例の放送回延長がなされたほど。(田中 元)
偉大なるワンパターン 2007-09-08
このドラマの毎回のあらすじを追いかけていくとだいたい次のとおりになる。
1.ヤンクミがギャグシーンを作り、生徒や他の教師が巻き添えに遭う(すべるギャグも多い)。
2.生徒の一人がトラブルに巻き込まれるか誤解をされて被害を受ける。
3.その生徒が先生たちに誤解されて退学の危機に陥る。
4.そのことを知った他の生徒が‘お礼参り’をするが逆にボコボコにされる。
5.事情を知ったヤンクミが現地に人間ワザとは思えない超スピードで急行し、いとも簡単に、それも人間ワザとは思えないほどの怪力で一網打尽に敵を滅ぼす。
6.ヤンクミがもう一回ギャグシーンを発生させるが周りはシラけ、エンディング突入・・・。
時にはゲストが出てきて、このパターンを少しかき混ぜるが、だいたいは同じ。そしてこのパターンは次のシリーズでもほとんど同じ。
このドラマを見ていて、ふと思い出したことがある。あの「水戸黄門」だ。毎回、毎回同じパターン。それでも受ける絶大な支持。いつしか水戸黄門は「偉大なるワンパターン」と呼ばれるようになった。私はこの言葉をそのままこのドラマに捧げたいと思う。
このドラマは05年版でも面白いと思うが、それでもどちらを選ぶかと聞かれれば私はこのシリーズを選ぶ。ここでは、松本潤や小栗旬ら生徒のキャラがいいのと、05年版では刑事を敵役にしてしまったことがいやだったからだ。